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第59夜 ゼロ点ズレの二人目の容疑者はMFCの姿勢? MFC/MFM
お盆期間に入ります。お休みになりますがマスフロコントローラーの連続解説シリーズ
は本日も変わらず開店しております。Deco先生の献身的な執筆活動いただけておりま
すこと感謝致します。では、五十九回目のはじまりです。
第59夜 ゼロ点ズレの二人目の容疑者はMFCの姿勢?
皆さん、こんばんは。MFC千夜一夜物語 第59夜です。
豪雨、地震でズタズタの日本列島ですが、Decoも一足早く夏休みを頂き、NHK大河ドラマ
「天地人」に因んだ新潟の上越・南魚沼を回ってきました。ちょうど雨や地震を回避する方向
に移動していたおかげで快適な旅行でした。
さて、今夜はゼロ点ズレに関して、2人目の容疑者を捕まえに行きましょう。
2人目は「ガスの熱対流現象」と指摘しましたが、必ずしもこの現象が犯人というわけではあ
りません。共犯者は「MFCの取り付け姿勢」と「ガスの特性」と「ガスの封入」です。
この現象は「サーマルサイフォニング現象」と呼ばれていまして、MFCを垂直に配管、取り付
けした姿勢で、SF6のような重いガスを使用した場合に発生します。(下図参照)

縦置き(MFCを壁面に取り付け、ガスを上→下、もしくは下→上に流す場合)にしたMFCの
センサー管自体も地面に対して垂直に位置します。その際にガスを内部に閉じ込めたままガ
スラインを閉止しますと、流れは遮断されMFCの出力も0になります。
しかしながら、センサー管の中に残留したガスは、センサーの熱で温められます。冬場の暖
房でもそうですが、温まったガスは上昇する対流現象が発生しますので、図の設置例ですと
ガスはセンサーの上流側へ移動します。この為、実際ガスは流れていないにもかかわらず、
あり得ない方向への流れであるマイナスの流量表示がされる場合があるのです。
この現象に対してMFCメーカーさんでも種々の対応を取られています。
例えば製造時にガスに応じて取り付け姿勢を指定いただく方法です。これは「縦置きならば
その姿勢で調整をして、出荷しよう」という現実的な考えです。また、あるメーカーさんはセンサー
の構造自体を縦置きに適応した形状にしたり、センサー管に絞りを設けてみたり・・・様々な試
みが行われてきています。
実際、ユーザーサイドでも取り付け後にゼロ調整と流量確認をしていただく事で解消が可能
ですが、実際のガス流量検定まではユーザーサイドで難しい事もありますので、やはり予めご
注文時に想定されるMFCの取り付け姿勢で問題が無いか?をメーカーに確認されたほうが良
いかと思います。
次回は3人目の容疑者を当たりましょう。それでは!
【あなたにマスフローの夜が来る〜マスフロー千夜一夜物語】
マスフロコントローラーのことなら川口液化ケミカル株式会社まで
どうぞご相談ください。
TEL 050−8881−7393
ありがとうございます
今日の埼玉のお天気は?
8月12日 水曜日
天気 はれ
気温 29℃
です。
避暑地では子供たちの歓声が方々でこだましています。
子供の無邪気な笑い声や愛嬌のある仕草は大人をなごま
せてくれます。
心身とものリフレッシュして休み明けリスタートしましょう!
投稿者: 管理人 日時: 2009年8月12日 17:47 | 固定リンク:第59夜 ゼロ点ズレの二人目の容疑者はMFCの姿勢? MFC/MFM






