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CO Part2

製品安全データーシート COガスの続編です。

漏出時の措置
・漏洩箇所、周囲の状況などを正確に判断し、付近の作業員
 および所定の方式により、必要部署に連絡する。
・作業にあたっては、空気呼吸器、耐火手袋などの保護具を
 着用し、容器用弁の元栓など、ガス供給系を停止する。
・漏洩措置を行う場合、必ず漏洩箇所の風上側にて操作する。
・容器弁からの漏洩時には、容器はシリンダーキャビネットまたは
 容器収納筒に収納し、ガスの拡散を防止する。また、弁の増し締めなど
 により止まらないときには、キャップを取り付け、容器を解放された
 危険性の無い場所に移動する。可能ならば防災キャップを取り付け
 メーカーに連絡の上、返却する。
・配管、設備から漏洩している場合は、容器弁を閉め、系内を不活性ガス
 で置換した後、漏洩箇所を修理する。

取り扱い及び貯蔵所の注意
取り扱い:高圧ガス保安法に準拠して作業する
 換気の良い場所で使用すること。または、火気の近くでは絶対に使用しない。
 容器の粗暴な取り扱いをしないこと。また、容器を移動させる場合は必ず
 バルブ保護キャップを装着する。
 漏洩検知器を設置し、漏洩を早急に検知できるような対策を講じること。
 ガスを容器から取り出す時は、必ず減圧弁(圧力調整器)を用いること。
 容器は圧力を若干残した状態で使用をやめ、絶対に大気圧以下(負圧)
 としない。
 容器は、ガス漏れの無いことを確認した後、バルブのキャップを取り付け
 返却する。
 万一容器を転倒したり、強くぶつけたりした場合は、漏れ検査を行う。

貯  蔵:高圧ガス保安法に準拠して貯蔵する
 充填容器、残ガス容器のいずれであっても貯蔵所に保管する。
 貯蔵所の周囲には火気引火性、発火性物質を置かない。
 また、強力な酸化剤(酸素、ハロゲンなど)や可燃物と一緒に置かない。
 容器は40℃以下の温度に保ち直射日光の当たらない換気の良好な
 乾燥した場所に保管する。
 容器はロープまたは鎖などで、転倒を防止、保管する。

暴露防止措置
 管理濃度:
 許容濃度:日本産業衛生学会    50ppm(57mg/m3)
        OSHA PEL       TWA 50ppm(55mg/m3)
        ACGIH勧告値      TWA 25ppm(29mg/m3)
        その他 IDLH      1200ppm
 設備対策:容器置き場、シリンダーキャビネットには漏洩検知器、局所排気
        システム、火災警報器およびスプリンクラーを設ける。
        容器を配管に接続する場合には、容器バルブ最近傍に緊急機構
        を備えることが好ましい。
 保護具 :防毒マスク(一酸化炭素)、耐火手袋、耐火服、空気呼吸器、保護眼鏡

以上。

ガスの知識は、知っていれば知っているほど緊急時の
早い対応に繋がります。

高圧ガス、低温機器、真空機器
川口液化ケミカル株式会社
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ありがとうございます。

今日の格言
理想への挑戦とは?
「どの時代にもそれぞれ課題があり
 それを解くことによって人類は進歩する。」
(ハイネ)

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