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流量計の長所と短所 Part 1

様々な流量計の長所と短所を挙げていきます。

まずは、「面積式流量計」です。

目盛りのついたテーパーガラス管(プラスチック管もあります)の
の中に浮き子が入っています。
その浮き子の位置からそのときの流量を読み取るものです。
溶接用電源トーチパージ用のアルゴンガス流量計などに
多く使われています。
そのままでは正確な測定が難しい(精度によります)ものですが
大まかな流量を測りたい場合には安価で使いやすい流量計です。
浮き子の位置を、センサーで感知し、リミットスイッチとして使用する
一体型のものも多くなってきています。

さらに数種類の解説を致します。

「容積式流量計」

この種の流用計には
・歯車式
・ロータリー式
・湿式
・膜式
など、多くの種類が存在します。
測定原理は、内部の回転子が回転して流体を吐き出し
その回転数や振動数からそのときの流量を求めています。
都市ガスやプロパンガスのガスメーターなどに汎用機として
使用されております。
この方式は、上流側の流れの状態に影響されにくいとされております。
しかし、流体の粘度に影響を受けやすく
実流での校正が必要なので研究・開発・分析など
高精度の測定には影響があるようです。
また回転子の軸受け磨耗など再現性にも限界があります。
(前述ガスメーターも定期的に交換されます)

次回へ続く。

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高圧ガス、低温機器、真空機器

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今日の格言
人生の目的は?
「自ら正しいと信じる者は王の万軍よりも強く
 自ら正しさ疑う者はいささかの力も有せず。」
(カーライル)

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