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Title : (11話)ガスを混ぜ合わせる

 高圧ガスの特徴をつぶさに解説するシリーズ第十一回目になります。
今回はどんな話かな? それではいってみましょう!

(11話)ガスを混ぜ合わせる 10.2.26         

こんばんは

 オリンピックスケートの真央ちゃん惜しくも銀メダル。 とても残念でした。
応援した私たちも悔しい限りです。でも次回のリベンジが楽しみになったと
いうことで前向きに考えましょう。

さて、今日は”ガスを混ぜ合わせる”ってお話をしたいと思います。

 例えば、食塩水を作るとき、水に塩を入れてかき回しますよね。
ガスを混ぜ合わせる時にも”混ぜる”という行為が必要です。

コーヒーにクリームを入れると初めはクリームの痕跡が残ってます。
これを混ぜ混ぜしていくと、コーヒー牛乳の色になりますよね。きれ
いに混ざったってことですね。

ガスも同じなんです。

 例えば、窒素と酸素を混ぜるとき、一つのボンベに窒素と酸素を
入れた後にボンベを回転させて混ぜ合わせます。

今 “ボンベを回転?” って思いましたね??

本当に回転させるんです。重たいから大変なんですけど混ぜ混ぜ
しないとキチンと混ざらないから仕方ありません。

 ここで、ちょっと化学を勉強したことのある方は、気体なんだから
放っておいても混ざるんじゃない?って思ったかも知れません。

ですが、実はそうでもないんです。

圧力が高い世界では、押さえつけられたままの分子に何かきっかけ
を作ってあげないと “均一化” しないんです。。。。って難しいですね。。

今日は、ガスも混ぜ混ぜするんだぁってことを知って頂ければ良いです。

さて、それでもう一つ。。

 クリーム入れて混ぜた後のコーヒーにクリームの薄膜が出来たりした
のを見たことありませんか? これは一旦混ざったミルクが、また分離
した現象です。

液体や固体は一度混ざり合っても、再び分離することがありますが、気
体はここが違って、例外的な現象はありますけど、一度混ざると分離す
ることはありません。

「ガスは一度混ざると分離しない」 と覚えていただいて差し支えありません。

では今日の最後は ”ガスを混ぜる” ということをイメージ゙して。。。

皆さんの身の周りにある空気・・・
窒素78,酸素21、アルゴン1、その他もろもろ
という比率で混ざっている “混合ガス” なのですが、ご存じでしたか?

実は過去に、こんな問い合わせをうけたことがあります。。。
「空気に酸素10%混ぜた混合ガス作れますか?」

このガスは作れません。

“空気という混合ガス” に ”酸素” を入れて混ぜたら・・・
空気じゃないガスが出来てしまってわけわからなくなっちゃいます。
・・・ってあんまり良い例ではなかったかな? <(_ _)>

今日はこのへんで。

 by SGマイスター

高圧ガスの「混ぜ方」でについてでした。
実務に携わっている私達としては、とても面白い解説でした。
また、来週をお楽しみに!

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ありがとうございます

今日の埼玉川口市のお天気は?
 2月26日 金曜日
 天気 雨
 ボンベ庫の温度 朝14℃、昼16℃、夜15℃

です。
 フィギアスケートのユンソナ?でなくキム・ヨナ(韓国)選手は
テレビの画面を通じて見ていても、精神的な強さを感じます。
コメントも、「緊張はしなかった」と言っていますし、演技も堂々と
自信がみなぎった感じで不安のかけらも感じさせません。
精神的なフッ切り方に強さの秘密があるのかな?
 by との

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