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Decoの恐怖体験をお話しましょう〜後編 (MFC/MFM)
マスフロコントローラーのお話もこれで四十話目です。
年度改めの4月1日、気分一新で今日も Decoさんに
ご登場いただきましょう!
第40夜 Decoの恐怖体験をお話しましょう〜後編
皆さん、こんばんは。マスフロー千夜一夜物語 第40夜です。
早いもので4月になりました。今朝早く電車に乗ったところ、
途中から普段よりも混み合ってきました。新入社員とおぼしき
集団が乗ってきたりしましたが、まだ満員電車中での勝手が
わからず、ドタバタしているのを尻目にDecoは寝不足から爆
睡していました。
さて、今夜は前回の続きです。某メーカーさんに同僚の売った
水素(H2)1000SLMクラスのMFCの不調を確認に行ったDecoは
流し始めに水素が大量に流れて配管鳴りで地鳴りのような轟音
が居室に響き渡るという恐ろしい体験をし、MFCのバルブ強制閉
入力を使って、上流バルブを閉める際には、MFCのバルブも閉め
ることで応急処置したのですが・・・
お昼になったので1半ほど休憩して、もう一度午後確認だけを
やって帰るつもりで、お客さんと再度水素を流したところ、なぜか
また轟音が・・・
MFCの制御バルブを閉にする回路の操作は問題なく動作してい
ます。はて?とお客さんと首をひねり、バルブの構造図をにらむ事
数分・・・Decoの頭にあることがひらめきました。
「しまった!水素だからだ!」この大流量のMFCのバルブは、前々
回お話したソレノイドバルブと空圧アクチュエータを組み合わせで、
流れてくるガスを分岐して、空圧アクチュエータの圧力室に送り込
み、パイロットバルブであるソレノイドを開閉することで圧力室の圧
を調整してメインの制御バルブを開閉する方法です。メインの空圧
アクチュエータは圧力室のガス圧の高低でゴムダイヤフラムを介し
て制御バルブを動作させるのですが、今回のガスは水素。水素は
小さなガスなので、締め切った流量制御バルブのわずかな隙間か
らでも下流へ流れ出してしまいます。午前中バルブを閉じた実験を
した際は、短い時間だったのであまり漏れてなかったのが、お昼を
のんびり頂いた後の確認作業では、MFCのバルブから下流への漏
れが始まってしまったのです。通常のMFCでしたら、それでも制御
バルブが全開になることは無いのですが、このタイプは上流のガス
圧でバルブを動かしていますから、MFCの上流のシャット弁を閉めた
状態で、MFCの制御バルブから水素が漏れ出してしまえば、MFCと
シャット弁の間の圧力は低下してしまい、最後には圧力室の水素も
抜けてしまい、制御バルブを全閉状態で保つことができなくなってし
まったのでした。
いやはや、Decoもまだまだ若くて、甘かったですね。このまま気づ
かずに水素が二次側に流れ続けるだけでなく、どこかで外部に漏れ
ていたらと思うとゾッとします。にわか兵法は事故の元です。皆さん
も配管制御機器の正しい扱い方、できること、できないことを理解い
ただいた上で、安全にお使いください!それでは。
【あなたにマスフローの夜が来る〜マスフロー千夜一夜物語】
今日のポイント
「正しい扱い方、できること、できないことを理解い
ただいた上で、安全にお使いください。」
これは大事です!
目の前のガス機器、大丈夫ですか?
高圧ガスのご注文、配達、指定場所への搬入など
川口液化ケミカル株式会社まで、どうぞご連絡ください。
TEL 050−8881−7393
ありがとうございます
今日の埼玉のお天気は?
4月1日 水曜日
天気 雨のち曇り
ボンベ庫の温度 朝8℃、昼11℃、夜9℃
です。
新入社員さんが通勤電車に乗り込んで、社会勉強の
入口を楽しんでいる様子がそこここで見られました。
私も出勤初日は緊張したよなぁ〜。
新社会人のみなさん、お仕事がんばってくださいね!
投稿者: 管理人 日時: 2009年4月 1日 12:53 | 固定リンク:Decoの恐怖体験をお話しましょう〜後編 (MFC/MFM)









