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スピードよりもパワーです。 (MFC)
MFC/MFM は、圧力、流量、ガスの物性によりさまざまな仕様があり
詳細仕様を決断するにはMFC/MFMのことをよく勉強する必要があります。
MFC/MFM の伝道師、Decoさんに解説いただくシリーズ第二十回目の
はじまりです!!
第20夜 スピードよりもパワーです!
皆さん、こんばんは。マスフロー千夜一夜物語 第20夜です。一世を風靡
したミュージシャンが転落の末、詐欺事件を起こしてしまいましたね。彼の関
わった曲は当面公共の電波に乗ることはないようです。こういった場合、創造
物とそれを創造した人間は切り離せない物なのでしょうか?
さて、今夜はMFCの技術で一世を風靡しているピエゾアクチュエーターを使
用した「ピエゾバルブ」の優位性に関してお話します。
「ピエゾバルブ搭載のMFCは性能が良い」というのは一時期MFCに関して
少し知識のある方の定説になっていました。「どこが良いのですか?」とお聞き
すると、「ソレノイドタイプより応答が速いのです。」という返答が返ってくる事が
多かったです。でも、MFCという製品パッケージの性能からすれば、この答えは
必ずしも正解ではありません。
なぜならアクチュエーター単品の性能では、ピエゾの方がソレノイドよりも応答
は若干速いかもしれませんが、MFCが「熱式流量センサーと流量制御バルブの
組み合わせにより流量を制御するもの」である限り、その応答性能はバルブアク
チュエーターのそれだけでは決まらないからです。バルブの応答性能は、その制
御の起点になる熱式センサーの流量信号出力の速さを超えるものでは決してあ
りません。そして熱移動を計る流量センサーの速さは・・・原理から考えてもバル
ブの応答性より遙かに遅いのは事実です。
これではせっかくの特性もあまり活かす事が出来なさそうですね。
では、ピエゾアクチュエーターの優れた特性は何か?
それは「力」です。そう、スピードよりもパワーなのですね。ピエゾとソレノイドを
比較しますと、ピエゾは前夜お話ししたとおり、「ある電圧をかけることでで、結晶
構造体が変位する(伸びる)」のが性質ですから、「固体の変形」により「伸び縮み」
します。それに対してソレノイドは、電磁石の「磁界の強弱」でバルブを「動かす」
のであり、しかもMFCの制御バルブの場合、開閉のどちらでもない中間点で「止め」
なくてはいけません。どこまで伸ばしても、あくまで固体であるピエゾと、磁界の中で
浮かせて移動しているソレノイドでは、当然押さえる力には差が出ますね。(もちろん
ソレノイドバルブが磁界の中で浮遊しているわけではなく、磁界の反力となる方向に
バネで押さえつけられているのですが・・・)
力持ちなピエゾを使うことが、MFCのバルブ構成でメリットになるのは、「金属ダイヤ
フラム」型のバルブを形成できることです。そのお話はまた次回。
【あなたにマスフローの夜が来る〜マスフロー千夜一夜物語】
早いばかりが性能ではないんですね!勉強になりますね!!
マスフロコントローラーのことなら川口液化ケミカル株式会社
までご相談ください。
TEL 050−8881−7393
ありがとうございます
今日の埼玉のお天気は?
11月12日 水曜日
天気 曇りのち雨
ボンベ庫の温度 朝9℃、昼11℃
です。
ここ数日雨が降ってませんでしたが
今日は夜半になって降り出しましたね。
寒い季節の雨は、体にこたえますね!!!
投稿者: 管理人 日時: 2008年11月12日 19:37 | 固定リンク:スピードよりもパワーです。 (MFC)









